アラ還オヤジの備忘録

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2年縛り、まだあるってよ。


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キャリアメールが付いている新料金プランがあればいいのに。で、携帯のキャリアをmineoに乗り換えるつもり、と書いてから既に二ヶ月以上。実は未だにどうしたものかと逡巡していた。5G対応ガラホはかなわぬ夢かでお話した通り、自分はガラホ使いで月々の支払いは二千円を切る。格安SIMのmineoといえども、変更後最初の数か月のキャンペーン期間を過ぎれば、支払い額は現在とさして変わらない。さらに、新たにスマホを購入するとなれば、結局今より割高になってしまう。

こう書くと、毎月の携帯代に随分とこだわっているように聞こえそうだが、実は最大の理由は、現在使っているガラホ(京セラのGRATINA 4G)があまりに賢すぎて、手放すのが何とも惜しい気がするということだ。

5G対応ガラホはかなわぬ夢かでは、メールアプリの「AquaMail」とTwitterクライアントの「SobaCha」の話をしたが、それ以外にも、「CardDAV-Sync」を使ってGoogleカレンダーとも同期しているので、パソコンのGoogleカレンダー側でアラーム設定しておけば、時間になれば、ガラホが「そろそろ予定の時間ですよ」と、健気(?)にも通知までしてくれるのだ。

そもそも昨年10月時点でガラホの買い替えを考えたのは、モバイルSuicaログインサービス終了と“COCOA”対応が主な理由だったが、今となってはモバイルSuica云々を言っても仕方なく、また“COCOA”なんぞは全く信用のおけないくずアプリであることが露呈した。そんな中では、敢えてスマホに買い替える必要はないのでは、とも感じていたのだ。

そんなわけで、なかなか思い切りがつかず、文字通りグズグズしていたのだが、このゴールデンウィークにはすることもなく、かといって外出も憚られることから、暇を持て余している。(そう言えば、携帯のキャリア変更には、それが可能な期間と、違約金を取られる期間があったような…)ということを思い出し、暇つぶしという訳でもないが、auのサポートに電話して、自分の契約内容を確認してみることにしたのだ。

フリーダイヤル(この言葉も今は死語か。何しろ今時の電話に“ダイヤル”はない)に電話し、待つこと30分弱、オペレーターのかたにようやくつながり、件の質問をしてみると、私に場合は、ちょうど今年3月から違約金のかからない期間が始まり、終わりは5月31日。それ以降は、2023年の3月まで、キャリア変更すると9,500円の違約金が発生するとのこと。キャリア変更するなら今月末までですか!それを過ぎると違約金9,500円!!これはいいタイミングで確認できたと、カミさんに自慢げに話をすると、「そもそも違約金制度なんて、随分前になくなったはずよ。聞き間違いじゃないの?」と一喝された。そう言えば、確かにそんなことがあったような…。ちょっとググってみると、ありました。総務省の働きかけで、2年縛りの規制にメスが入ったのは2019年10月1日とのこと。今から1年半ほど前のことだ。確かにそのころ“2年縛りルール廃止”について盛んに報道されていたような。だとすれば、私の場合、来月以降は違約金9,500円というのは聞き間違いか。確かめるべく、再度、auのサポートに電話に電話してみると、驚愕の事実(やや大げさか)が明らかになった。

まず、「来月以降解約は違約金9,500円」は聞き間違いではないとのこと。こちらも怯まず「“2年縛り”は廃止されたのでは?」と確認すると、今の私の契約は、2年縛りの対象で、契約内容を変更しない限り、今後もずっと2年縛りが継続するというのだ。要は、2年縛りは廃止されたのではなく、2年縛りの対象とならないプランが新たに追加されただけ、こちらから新プランへの変更を申し出ない限り、2年縛りの契約が更新され続けるということだ。

さすがにこれには驚いた。auのサポートとの電話を切った後、再度ググってみると、このような状況はauに限らず、docomoSoftbankでも同様らしい。

総務省さん、ホントにこれでいいんですか!?私のカミさんを含め、多くの人は2019年10月1日以降、2年縛りの違約金はなくなったと思ってますよ。三大キャリアも、本当に油断も隙もあったモノじゃない。総務省も、もしこの実態を知ったうえで放置しているなら三大キャリアと同じ穴のムジナと言われても仕方ない。そういえば、あの“三大キャリアにモノ申す”体(てい)で、一時期マスコミの注目を浴びた総務大臣さんは、最近は影も形も見なくなったが、もし、この2年縛りについての事実を知っての上でのあの態度なら、茶番も甚だしいと言わざるを得ない。

いやはや、思わぬ形で、携帯の契約内容の落とし穴に気が付いたわけだが、この一件でauに対するloyaltyは一気に低下してしまった。という訳で、キャリア変更に具体的に動くことに。結果は、また後日にご報告します。