アラ還オヤジの備忘録

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オリンピック初日に首都圏3県の緊急事態宣言を口走るのは不謹慎?


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ワクチン打ったジジイ達は飲みたがっているで、昔の同僚からワクチン接種予約ができたと電話をもらった話をしたのがおよそ二ヶ月前。その時自分は、「俺はまだ65前だから、暫くはワクチンの順番は回ってこないと思うよ。」と答えたのだが、その後、世の中の様子は随分と変わった。東京都のみならず、地方でも大規模接種会場が次々と設置され、いつのまにか65歳以下でもワクチンを受ける機会が増えてきた。結果、東京都では、「50代問題」対策が喫緊の課題として浮上してきたという報道があったのが先々週の日曜日。要は、60歳以上はワクチン接種が進んだ結果、陽性者数も入院患者数も高齢者層から50代に移ってきているというのだ。

こんな話を聞くと、首都圏はどこも60歳以上はワクチン接種が進んでいるように思われるかもしれないが、実は地域格差が半端ない。

例えば、千葉市は今日(7月23日)現在も、60歳から65歳の市民はワクチン接種の“予約”すらできない状況だ。市の説明によれば、来週月曜(7月26日)から、「○60歳以上の方 ○基礎疾患を有する方 ○高齢者施設等の従事者」の“予約”が開始され、接種開始はオリンピックも終わった8月9日以降というのだ。繰り返すが、予約が来週月曜から開始で、接種が来月9日以降に開始なのは、「○60歳以上の方 ○基礎疾患を有する方 ○高齢者施設等の従事者」だけである。それ以外の市民の“予約”は来月2日以降というのだが、接種は一体いつ頃になるのだろうか?これでは、千葉市では「50代問題」など起ころうはずもない。

千葉市は、昨年の全国民一律10万円の「特別定額給付金」でも、配布の進捗が全国平均から大きく後れを取り、市民から大ヒンシュクを買っていたのだが、今年3月に市長が変わってからも、その「ポンコツ」ぶりは改善するどころか、ますます磨きがかかっているようだ。

それにしても、今週に入ってからの、新型コロナ感染者数の急増には目を疑うほどだ。千葉県の昨日(7月22日)の新規感染者数は343人、千葉市のそれは66人とのこと。一日60人超というレベルは、昨年末から今年1月にかけての第三波の時と同じ水準だ。ワクチン接種の進捗も思うに任せない現状では、素人目にも、緊急事態宣言を東京都のみならず近隣3県(千葉、神奈川、埼玉)も早急に発出すべきと思うが、オリンピック初日にそんなことを口走っては不謹慎と後ろ指をさされるのを案じてか、マスコミ各社も口をつぐんだままだ。

話をワクチン接種に戻すと、自分自身はどうかと言えば、お陰様で先週、職域接種で無事第1回目を済ませた。再就職しましたで書いた通り、今年の春先までプー太郎だったわけで、そのままであれば“職域” 接種など叶うはずもなかった。本当に有難いことだ。

因みに“蛍光灯2020年問題” に今更ながら気付くで書いた通り、再就職後、リアルにオフィスに出勤したのは、これまで2回きりで、“同僚”ともじかに会う機会はほとんどなかったのだが、接種会場では、これまでリモート会議でしかお目にかからなかったかたとも会うことが出来た。2回目の接種のときにもどなたかに会いそうな気がするので、あまり小汚い格好では行けないなと思ったりするのだった。