アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

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濃厚接触者顛末記


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今週月曜夕方のこと。ガラホに着信があった。またしてもワクチン打ったジジイ達は飲みたがっているで登場した昔の同僚Hからだ。

sugo-mane.hatenablog.com

着信時はちょうど電話会議中だったので、会議終了後にコールバックすると、まずは、「忙しそうだな。」と一言。そして、続いて出てきた言葉は、「悪い知らせだ。コロナに感染した。」ええ~。実はHとは先週木曜にサシで飲んだばかりだ。場所は品川の居酒屋。随分前から約束していたのだが、最近のオミクロン株の感染爆発もあり、どうしたものかと前日の水曜に電話したのだが、「神経質な奴だな。」と一蹴され、しぶしぶ出かけたのだった。コロナ前ならば、2軒目、3軒目といくところだが、さすが今の状況では、午後9時前には切り上げて帰宅したのだ。それが何とコロナ感染とは。よくよく聞けば、発症は飲んだ二日後の土曜。発熱があり、受診したところ、コロナの疑いありとのことで検査し、「陽性」の結果が出たのがさらにその二日後の月曜。さすがのHも“これはヤバイ”と思って電話してきたのだ。

さあ、困った。どう考えても自分はHの濃厚接触者だ。だが、住んでいる自治体がHとは違い、Hも「まずは自分の住んでいる街の保健所に聞いてみろ」と言う。(全く…)と思ってみたものの、とにかく情報収集をと、ネットで地元の自治体の「新型コロナウイルス感染症に関する情報(特設ページ)」にアクセスした。“濃厚接触者となった方へ”というタイトルのリンクに飛び、“検査について”の項目を確認する。市の新型コロナウイルス感染症相談センターの電話番号が紹介されていたので、早速電話してみた。こちらの状況を話し、検査を受けたい旨を伝えた。いろいろやり取りがあった末、出された結論は「検査は県の担当なので、そちらに電話して下さい。」とのこと。なんですと!市の “濃厚接触者となった方へ”というタイトルのサイトに記載されていた電話番号に電話したんですよ。それが、「担当は県です」とは。だったら最初から県の担当の電話番号を載せておいてくれよ。まあ、この状況下で、サシ飲みで午後9時前までとはいえ、飲みに出かけたという後ろめたさもあり、文句も言わずに教えてもらった県の担当窓口に電話した。因みに市に電話した時も、県に電話した時も、どちらも混み合っているということもなく、すぐに繋がったのは意外だったが、県の窓口に、まずは市の担当者からそちらに電話するように言われたことを伝え、再度、こちらの状況を説明した。こちらでもいろいろやり取りをしたのだが、出された結論は、何と「それは市の担当なので、再度、市の窓口に電話して下さい」。おい!こちらの行動にも落ち度があるにせよ、さすがに怒りますよ!!全く絵にかいたようなたらい回しである。しかし、このままでは埒があきそうもなく、夕方という時間帯から、そのうち市の電話窓口も閉まってしまうかもという不安もあり、とにかく再度、市の担当に電話することにした。

「先ほどそちらにお電話し、県に電話するように言われた者ですが…」と切り出し、県の担当者に言われたことを伝えると、さすがに市の担当者も「これはマズイ」と思ったのか、先ほどとは随分と様子が違う。ほどなく、「明日、保健所で検査を受けて下さい。」ということになった。氏名と連絡先を伝えると、特に時間指定等なく、午前9時半から午後3時半までの間に保健所に行けばよいとのこと。ようやく検査が受けられることになり、まずは一安心(?)したのだった。

さて、翌日。一体何時頃保健所にいくのがよいのか。検査開始時間直後は人が殺到していないかとか、いろいろ思いめぐらしたものの、考えても仕方ないと、午前10時頃、家を出た。市の担当者からは「どうやって保健所まで来ますか?」と聞かれて「自家用車で行きます」と答えた通り、車で保健所に向かい、15分ほどで到着した。さて、どれくらい混んでいるのだろうと思ってみると、何と誰もいない!指定された建物の受付に行って、説明書と唾液を入れる容器を受け取り、車に戻って唾液を採取。再度、受付に戻って、唾液の入った容器を渡して終了となった。それにしても、テレビで見ていた巷の感染爆発のニュースからはかけ離れた様子に“拍子抜け”してしまった。濃厚接触者が保健所で検査するケースは稀なのだろうか?因みに、件の県の疾病対策課のホームページにはPCR検査を無料で実施している“検査拠点”一覧表が掲載されている。結構な数の薬局等が掲載されており、実は県の窓口に電話する前に、表に記載のあった近所の薬局に電話したところ、「一週間後まで予約で埋まっています」と言われたのだった。そんなこともあり、大混雑を予想していたのだが…。とにかく待ち時間もなく検査を終えられたことに安堵する一方、二日後に出るという検査結果を聞くまでは、なんとも落ち着かない気持ちである。

さて、“運命”の木曜日。昼頃に携帯に電話で結果を連絡すると言われていたので待っていると、保健所から電話があった。結果は「陰性です。」しかし、Hと接触した10日後の23日までは自宅待機するようにとのこと。まずは陰性だったことに安堵すると共に、暫くは大人しく自宅待機プラス家庭内隔離を続けようと思ったのだった。