アラ還オヤジの備忘録

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Amazonからヨドバシ


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昨日の朝刊、社会面を見ると「アマゾンの賠償責任認めず」の文字が目に留まった。アマゾンで購入したモバイルバッテリーからの出火で自宅が火事になった男性が、アマゾンに損害賠償を求めたが、東京地裁は請求を棄却したとのこと。

タイトルだけ見ると、東京地裁の判決は原告に厳しいようにも感じたが、よくよく記事を読んでみると、件の品は中国メーカーがマーケットプレイスに通じて「出品」していた製品とのこと。これでは、東京地裁の判断もまあアリか、とも感じた。要は、アマゾンは取引の“場”を提供しているだけ、何かあったら売り手と買い手の間で解決して、ということなのだろう。

Amazonは自分も良く利用する。シンプルに、「安くて便利」というのがその理由だが、一方でそれなりのリスクがあることを“身をもって”感じたことも一度や二度ではない。品物が届かなかったり、届いても「使用期限ぎりぎり」だったり。品物が来ないときは、出品者に問い合わせて、多くの場合は何らかの対応をしてもらえるが、そもそもそんなことで気を揉むくらいなら、多少高くても他のサイトで頼めばよかったと正直思う。「使用期限ぎりぎり」の場合は、「期限内に使ってしまえばいい」と思い直して、自分を納得させるしかない。

こんなわけで、近頃はAmazon一辺倒から、「Amazonでなくても手に入るなら、Amazon以外のサイトで買う」というふうに、自分の行動パターンが変化してきたように思う。で、“Amazon以外のサイト” だが、自分の場合は、ヨドバシ.comを使うことが多い。その名の通り、ヨドバシカメラの通販サイトだ。

先日もカミさんから、キッチンで以前から使っている浄水器のカートリッジを調達するよう「指令」があったので、Amazonで見てみると、値段は四千五百円ほど。一方、ヨドバシでは五千円ほどだった。送料はどちらも無料。五百円差をどう考えるかだが、実はポイント付与の割合が大違い。Amazonは1%。ヨドバシは何と10%だ。Amazonでは45ポイントだが、ヨドバシでは500ポイントだ。こうなってくると、価格差はほとんどないと言っていい。結果、ヨドバシでポチることとなった。

先ほど、「送料はどちらも無料」も書いたが、Amazonの場合は、通常は二千円以上でないと無料にならない。一方、ヨドバシは値段に関係なく全て無料だ。200円弱のノート一冊でも無料。「ヨドバシ、大丈夫か?」と心配になるほどだ。さらに在庫切れ以外の商品は、よほど遅い時間に注文しない限り翌日には届く。自分の住むエリアは、配達業者は郵便局のようで、ほとんどが「ゆうパック」での配達だ。Amazonも悪くはないが、何でもかんでも「黒船」に市場を押さえられてしまうというのもどうなのか。ヨドバシ&郵便局という“日本チーム”にも頑張ってほしいと思ったりするのだった。