Chromebookタブレットでピアノレッスンで書いた通り、元はと言えばYouTube視聴のために買ったChromebook (Detachable CZ1)。
実は結構、音楽を聴くのにも使っている。音源はWindowsのiTunesでダウンロードした音楽データ。iTunesで取り込んだCDのデータをUSBメモリにダウンロードし、車の運転中に聞いているのはヘンデルとクインシーで書いた通り。
USBメモリをChromebookに挿せば同じようにできるだろうが、生憎、件のUSBメモリは車に挿しっぱなしだ。他の方法で何とかできないか。そこで思いついたのは“Google ドライブでのフォルダー共有”だ。手順は次の通り。
まず、パソコン版 Google ドライブをWindowsのラップトップにインストールする。Windowsで自分のGoogleアカウントにサインインしたら、右上にあるGoogleアプリを選択するアイコン(“ワッフルメニュー”というらしい)からGoogleドライブを選択。歯車アイコンをクリックすると「パソコン版ドライブをダウンロード」という選択肢が出てくるのでそれをクリックすれば、あとは指示通りに進んでいくだけだ。
めでたくパソコン版 Google ドライブがインストール出来たら、次はiTunesでダウンロードした音楽データの共有だ。iTunesでダウンロードしたデータの所在は、Cドライブ>ユーザー>自分のフォルダ>ミュージック>iTunes>iTunes Media>Music。この“Music”フォルダを右クリックすると、三角形のカラフルなGoogleドライブアイコンと共に“このフォルダを同期またはバックアップ”という選択肢が出てくるのでそれを選択。“Googleドライブと同期する”のチェックボックスをオンにすれば完了だ。
ここまでくれば、あとはChromebook側で再生するだけだ。Chromebookを立ち上げて“ファイル”アイコンをクリックし、Googleドライブ>パソコン>マイノートパソコンと進んでいくと、あの“Music”フォルダがいらっしゃるではないか。iTunesでダウンロードする際に、フォルダにミュージシャンの名前が付けられるので、お目当ての曲を探すのも簡単だ。今回は“Hi-Fi Set”。ちょっと前にNHKでユーミンのカバーを特集する番組があって聞いていたのだが、自分の世代からすると、ユーミンのカバーといえば、やはりHi-Fi Setだろう。急に聞きたくなって、早速CDをゲットし、iTunesでダウンロードしたのだ。
“Hi-Fi Set”のフォルダもしっかりGoogleドライブで共有されているので、フォルダーを開けて“すべて選択”>“開く”と進めば、勝手にギャラリー”アプリが立ち上がる。開いたファイル(曲)はアプリの中でリスト表示されるので、使い勝手もiTunesとそれほど変わらない。めでたくChromebookでiTunesの音楽データ再生スタートだ。
それにしても山本潤子さんの声はホントにいいなあ。