アラ還オヤジの備忘録

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毛虫退治の週末


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うちの庭にはいくつか木が植えられている。いずれも近所のホームセンターとか、ちょっとした園芸店で購入したものだ。“木”といっても、購入するときは自家用車の後部座席にのせられる程度の小振りな鉢物だったのだが、庭に地植えして、いつの間にやら大きくなっていった。
そんな中にジューンベリーの木があるのだが、何年か前から毛虫が大量発生するようになった。毛虫が最初に発生した年は、こちらもどうして良いかわからず、結果、ジューンベリーの葉はほぼほぼ全部毛虫に食べられ、木は文字通り“丸坊主”状態に。その後、何年かの間は毛虫との攻防が続いたのだが、いつしかこちらも毛虫に立ち向かう“コツ”みたいなものを掴んできた。できるだけ薬剤は使いたくないので、毛虫が発生しそうなタイミングを見計らって、毛虫の“子供”(こういう表現が正しいのかわからないが)が集まっている枝を見つけて、虫ごと枝先を切り落とすというものだ。
さて、この“技”のポイントは、ズバリ、”タイミング”である。早すぎれば毛虫の“子供”は発見できず、遅すぎれば、毛虫の“オトナ”に葉を食い尽くされてしまう。何年かの試行錯誤の結果、導かれた答えは、“8月最終週の土日”。毛虫が週末かどうか忖度するはずもないのだが、こちらもさすがに平日に庭木の剪定というわけにはいかず、結果的にそのようなルーティーンになったのだが、これが結構うまくハマったのだった。そして、今年はその週末が昨日、今日というわけだ。
実は、今年は一週間前の週末にも偶然カミさんが毛虫の子供の“塊”をみつけて、枝先を切ったのだった。そんな訳で今年はこれで大丈夫かな、などと高を括っていたのだが、そうは問屋がおろさなかった。念の為と思って、庭に出て木を見上げてみると、程なく今年も“お約束どおり”毛虫の子供が固まっている葉を見つけることができた。
“そんなやり方で毛虫の駆除ができるのか”と思われるかもしれないが、こちらもそもそもこの方法で100%駆除できるとは思っていない。毎年、そこはかとなく虫に食われた葉を見つけるのだが、“丸坊主”にされたときに比べれば屁でもない。そんな訳で、今年もこれで大した被害が出ないのであれば“御の字”、あとは自然に任せようと思うのだった。