JREポイントでグリーン車に乗るで飲み会の帰りにグリーン車を使ったことを書いたのが一年ほど前。近頃は飲み会の帰りでなくてもグリーン車を使う機会が増えてきていた。
行きはまだしも、帰りは立ったままで電車に揺られる体力は残っていない。以前は、たまにJREポイントを使って購入していたグリーン券も、最近はカード決済で購入することが増えた。以前は片道780円だったが、最近750円に値下がりした。JREポイントが貯まれば600ポイントで交換できるが、利用する回数が増えれば、毎回ポイント交換というわけにはいかない。30円ではあるが、値下げは大歓迎だ。そんなわけで、最近は帰宅時に750円の出費が通常パターンになっていたのだが...。
つい先日のこと、東京駅総武快速地下ホームから地上に上がってくるエスカレータに乗って何気なく周りを見ていると、”成田エクスプレス”、”660円”というポスターが目に入った。（成田エクスプレスが660円とは、やけに安いな、一体なんだろう？）と思ってよくよく見てみると、チケットレス特急券が660円で購入できるらしい。試してみたい気もしたが、さすがに通勤で成田エクスプレスというのは敷居が高い。本数も在来線と比べれば随分限られていて、あまり自分には関係ないと思っていたのだった。
それが先日、千葉から東京まで急いで移動しなければならないことがあり、ちょうど良い時間に成田エクスプレスがあったのでトライしてみることに。
成田エクスプレスは全席指定なので予約する必要がある。まず「えきねっと」のサイトにアクセス。
乗車駅と降車駅、日時を入力すると便が検索できる。予約したい便が出てきたら「きっぷ・座席の種類選択へ進む」をクリック、さらに「チケットレス割引」のラジオボタンを選択、モバイルsuicaで乗車するので「乗車券を申込まない」のラジオボタンも選択すると、支払総額660円が表示され、「次へ」をクリック。「座席表（シートマップ）を確認」を選択すれば、座席表からどの席が空いているのか確認できる。自分の好みの席をクリックして決定ボタンを押せば、あとは登録しておいたクレジットカードを選択するだけだ。
これまで“食わず嫌い”で使わずにいた成田エクスプレスだが、時間が合えば使わない手はない。何しろグリーン車より安いのはさておき、座席指定というのが有り難い。
GWに国内旅行に出かけたら（最終日：後半）で書いた通り、グリーン車は、運悪く混み合っていたらと思うと安心できない。座席指定なら、券を購入したのに座れない、という心配は無用だ。
そんなわけで、最近は帰宅時に成田エクスプレスにお世話になることが多くなった。ちなみにグリーン車はJREポイント600ポイントで交換と書いたが、成田エクスプレスのほうは何と460ポイントで交換できる。JR東日本さんのこんな大盤振る舞いがいつまで続くかはわからないが、有り難く活用させて頂こうと思います。
