アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

夏にすき焼


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素人投資家が憂う日銀のETF購入で、「NISAが始まって以降、年間枠の範囲内で手持ちの株を増やしてきた」と書いた。

sugo-mane.hatenablog.com

8月はどういう巡りあわせか、株主優待の品物が届く数が多い月だ。

そんな中、スターゼンからはすき焼用牛肉300gが届いた。夏に“すき焼”ですか…。カミさんが言うには“きれいな肉”とのことで、300gもあれば、アラ還夫婦には十分な量だが、さすがにこの暑いのにすき焼というわけにはいかず、適当に煮たり焼いたりして美味しく頂いた。

 “夏にすき焼”で真っ先に思い出すのは「異人たちとの夏」だ。

余りに有名な映画なので、ここで内容をとやかく説明したりはしないが、もし万が一まだ観ていないというかたがいたら、悪いことは言わないのですぐ見てほしい。季節的にも、今の時期に見るのがお薦めだ。なぜ、“夏にすき焼”なのか、こうしてテキストを打っているうちにも目頭が熱くなってくる。公開されたのは1988年というから、およそ30年前のことだ。初めてこの映画を観たときは、“風間杜夫”目線だった自分も、この歳になるとどうしても“片岡鶴太郎”目線になってくる。それにしても秋吉久美子は色っぽかったなぁ…。

映画の中で出てきたすき焼屋だが、浅草の今半別館とのことだ。有名なすき焼店で、接待などで使われたというかたも多かろう。自分も随分前にフランスからの客人を連れて行ったことがあった。外国人というと、生卵が苦手という印象があるが、件のフランス人はそんなそぶりは微塵も見せず、ビジネスの話もそこそこに、次から次へと牛肉を平らげていったのだった...。

今半別館は、店の“格”も味も文句なく一流だが、自分の好みは、どちらかというと湯島の江知勝(えちかつ)だった。今半別館とはまた違う風情がある店で、門をくぐってから店に入るまでのアプローチも情緒たっぷり、そのあと食す料理への期待も俄然高まっていった。そんな江知勝なのだが、何と昨年閉店してしまったそうな。コロナとは関係ないらしいのだが、何とも残念でならない。

こうして思うと、「コロナ禍がおさまったら、また行ってみたいな」などと考えているうちに、いつのまにか無くなってしまっている店が何と多いことか。政府は“ワクチン一本足打法”で、それ以外の施策はまるで頭にないようだが、海外から伝えられる情報には、「どれほどワクチン接種が進んでも集団免疫獲得は困難」というものもあり、出口戦略が見えない。いつになったら外でビールを飲みながらうまいすき焼が食えるようになるのか、「飲食店バッシング」しか取り柄のない政府与党に「ロードマップを見せろ」といったところで、どうせ碌な答えが出てこないのは、日頃の会見の様子からも明らかだ。立憲民主の国対委員長のいう通り、総裁選などは国民には何の関係もないので、とっとと解散総選挙してもらい、新しい政権に、早く“その後”を語ってほしいところだ。