アラ還オヤジの備忘録

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BoseのWave music systemをBluetoothで鳴らす


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最近見かけなくなったが、一昔前はBoseWave music systemの広告がそこら中に出ていた。

そのコンパクトな外観に見合わぬ高音質という触れ込みで、その理由も図解入りで説明されていたものだ。Boseというブランド力もあり、多くの人は“きっとそうに違いない”と、実機の音を確かめることなく、購入していたのではないか。かく言う自分も、そのうちの一人。今の家に引っ越してきて間もない時期に購入したと記憶しているので、かれこれ10年以上前になる。“音”に関して言えば、期待を裏切られることもなく、というか期待以上で、今もリビングで活躍中だ。一度、リモコンの調子が悪くなったので、Boseのカスタマーセンターに問い合わせところ、リモコンだけ購入可能とのこと(確か3千円かそこらだったと思う。本体の色は白と言ったのに、黒のリモコンが送られてきたというオチはあったが。)で、リモコン交換後は、特にトラブルもなく現在に至っている。

さて、そんなわけで今も“現役”のWave music systemだが、何しろ10年以上の前に購入したこともあり、今時の基準から考えると当たり前と思えるものが付いていない。その最たるものがBluetoothで、たとえばパソコンでYouTubeを再生しても、それをBluetoothで飛ばすことは不可能だ。

納戸で眠っていたスピーカーでYouTubeを鳴らすで書いた通り、平日は長男が以前使っていた子供部屋でWork at Homeに勤しんでいる。

sugo-mane.hatenablog.com

その際はノートパソコンをふた昔前のミニコンポにオーディオケーブルで繋いでYouTubeをBGMにしている。週末も、パソコンを使う際は大抵子供部屋なので、“音”が欲しければ平日と同じようにYouTubeを鳴らしていた。

ところがこの週末は関東地方は生憎の雨模様。天気が良い時はベランダに面した南向きの窓から日差しがふんだんに入ってくる子供部屋でそれこそ暖房要らずなのだが、今回はそうもいかない。カミさんがいるリビングと、二階の子供部屋で別々に暖房を入れるのも不経済ということで、自分がノートパソコンを抱えてリビングに降りていくことに。カミさんがBGMでかけていたのは地元のFM局だった。

(う~ん、イマイチだな。)などと思いつつ、だからと言って子供部屋で使っているDuKabelのケーブルは長さが1.2mのもので、リビングテーブルからWave music systemに届かないし、そもそも足でも引っ掛けたら目も当てられない。どうしたものかと考えていたところ、(そうだ、あれがあった)と思い出したのは、Anker Soundsync Bluetoothレシーバー。

購入したのは、昨年9月頃。カミさんがスマホで再生しているYouTubeを、もっといい音で聞きたいと言い出したのがきっかけだ。巷には、スマホに繋ぐ所謂スマホスピーカーがあふれている。カミさんも、そんな中のどれかをイメージしていたのだろうが、これまでの経験からすると、そんなスピーカーを買ったところで、すぐに飽きてしまうのは明らかだ。そもそもリビングにはWave music systemがあるのだから、さらに追加でもう一台スピーカーを買うというのも、何とももったいない。一計を案じて提案したのは、「せっかくBoseがあるんだから、それに繋がるようにしよう」。ネットで手頃なBluetoothレシーバーはないかと物色し、辿り着いたのがAnkerだ。

案の定、購入後はほとんど使われず仕舞いだったのだが、いよいよそいつの出番が来たようだ。早速、Wave music systemに繋いだレシーバーとパソコンをペアリングしてみる。家電量販店での出来事に、親としての器量を考えさせられたで書いた通り、パソコンの方も相当の年代物だが、何の問題もなく認識してくれた。

sugo-mane.hatenablog.com

早速YouTubeをかけてみる。曲はStan GetzのThe Cool Sound of Stan Getz.

www.youtube.com

DuKabelのケーブルでつないだ時と負けず劣らず、ご機嫌なサウンドがスピーカーから流れてきた。

一時は“無駄な買い物だったか”と思っていたBluetoothレシーバーだったが、思わぬ形で復活したのだった。