納戸で眠っていたスピーカーでYouTubeを鳴らすで、休みの日はYouTubeのMiles DavisやBill Evansのチャンネルをかけながら過ごすと書いたのは、今からおよそ5か月前。
その頃は、外国での(オミクロン株による)コロナ感染の再拡大に気をもんでいたものの、まさか国連の常任理事国が他国に侵攻するようなことが起こるとは、夢にも思っていなかった。それが、今は、“ならず者”超大国が武力にモノを言わせて、他国に攻め入っても、国際社会が取り得る選択が如何に限られているかかということが白日の下になり、“事”はウクライナに限ったことではないと、誰もが考えざるを得ない状況になっている。
そんな中、Bill Evansのスマートなピアノの響きをのんびり楽しむ、というのも何か場違いに感じてしまう。
そんな自分が、今日、聞いているのは、Armed Man:A Mass For Peace / 平和への道程。
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2001年に発表されたカール・ジェンキンスのソロ・アルバムだ。
13曲で構成されており、それぞれのタイトルは以下の通り。
- The Armed Man
- The Call To Prayers (Adhaan)
- Kyrie
- Save Me From Bloody Men
- Sanctus
- Hymn Before Action
- Charge
- Angry Flames
- Torches
- Agnus Dei
- Now The Guns Have Stopped
- Benedictus
- Better Is Peace
全体で1時間を超える曲だが、まずはどれか一曲聞いてみるとすれば、10曲目のAgnus Deiがお薦めだ。
彼の地で、早く“Now The Guns Have Stopped”、“Better Is Peace”と言える日が来ることを願うばかりだ。