アラ還オヤジの備忘録

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カリンの剪定


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毛虫退治の週末の週末で書いた通り、我が家では“8月最終週の土日”に庭植えのジューンベリーの樹の害虫駆除をするのが年中行事になっている。

sugo-mane.hatenablog.com


そんな庭木の手入れ関係の年中行事が我が家にはもう一つあって、それがタイトルの通り、“カリンの樹の剪定”。こちらもタイミングは“1月最終週の土日”と決めている。そんな訳で、今日は久しぶりにカミさんと自宅の小さな庭に出た。
今週は随分と寒い日が続いて、我が家の給湯器も、滅多にお目にかからない“凍結アラーム”を連発していた。今日も朝方は随分と冷え込んだようだが、午前11時を過ぎる頃には、日差しがあることもあって、カーデガンを羽織ったくらいで外に出ても、さほど寒さは感じない。むしろ、このあと枝切り鋏やノコギリを駆使した“労働”で汗ばむかもしれないことを考えれば、コレくらいの厚着具合でちょうど良さそうだ。
ジューンベリーとカリンと、一体どちらを先に購入したか、多分、同じような時期と思うのだが、少なくとも10年以上は前と思う。
ジューンベリーついては、以前のブログで、”毛虫が最初に発生した年は葉はほぼほぼ全部毛虫に食べられ、木は丸坊主状態”と書いたが、実は後日談がある。次の年に、はやり毛虫が発生し、その時は殺虫剤を使った。毛虫めがけてスプレーすると、毛虫たちはレンジャー部隊さながらに糸のようなものを吐きながら、ジューンベリーの枝から地面めがけて“落下”を開始する。そんな毛虫にも、申し訳ないが殺虫剤をスプレーして、何とか“一件落着”とその日は駆除を終えたと思った。ところがしかし!翌日リビングのシャッターを開けると、目に飛び込んできたのは、こちらも文字通り“丸坊主”状態になったカリンの樹だったのだ。驚いたのなんの、因みにジューンベリーとカリンの樹の距離は8〜10mといったところだが、難を逃れた毛虫たちがたった一晩のうちにその距離を移動した上、夜中のうちにまるごと樹一本分の葉を平らげたのだから恐れ入る。向かいの家に住んでいる奥さんも「あれはすごかったわね」と、後々まで“語り継がれる”ほどの衝撃だったのだ。
そんなこともあって、その後は毛虫の駆除に、殺虫剤は使わず、毛虫の“子供”を見つけて枝ごと処分することになったのだった。その後は、お陰様で毛虫の被害がカリンに及ぶこともなく、“無事”に過ごしてきた。
さて、話を“剪定”に戻すと、カリンの枝というのは、まっすぐ上に伸びようとする性質があるらしい。放っておくと、真っ直ぐ上を向いた枝が何本も伸びてくる。そんな枝たちをそのままにしておくと、栄養は枝の成長に取られて、花芽はつかず、結果、カリンの実も収穫することができない。そんな訳で、上を向いた枝たちを切る必要があるのだが、物の本によると、剪定に適しているのは落葉時期の12月~2月。2月上旬までには作業を終わらせておいたほうがよいとのことで、我が家ではそれを“1月最終週の土日”に行うと決めてから随分と経つ。

因みに“上を向いた”枝は、結構な高さにあるので、剪定には高枝鋏が重宝する。自分が使っているのはムサシというメーカーのもの。切れ味もよく、軽量で使いやすい。


素人が剪定してうまくいくのか、と思われるクチもあろう。自分も最初の頃はおっかなびっくり、(花芽の部分まで切ってしまっていたらどうしよう)とか、結果がわかる春先まで気をもんだものだが、これまで大きな失敗もなく、ここ2〜3年はようやく慣れてきた。それでもはやり“結果”を見るまでは、安心できない。3月は花が付いたかどうか、朝、リビングのシャッターを開けるたびにチェックする日々が続きそうだ。