週末雑感で、GSのアンチャンに「タイヤ、交換したほうがイイっすよ」と声をかけられたと書いた。
ディーラーに見てもらったところ、大丈夫とのことだったが、なんとなくスッキリしない。結局タイヤを交換することに。
タイヤの種類は車の購入時に履いていたのと同じものでもよかったのだが、実は以前からオールシーズンタイヤが気になっていた。自分の場合、雪が降っている、或いは降りそう、というような時、車で外出することはまずない。であれば、わざわざオールシーズンタイヤにする必要もなさそうだが、最近の異常気象を鑑みるに、いつ、突然大雪に見舞われても不思議はないような気がする。考えすぎだろう、と思われるかも知れないが、実は異常気象云々と関係なく、これまで二度、“思いもかけない大雪”に見舞われたことがある。一回目は正月に実家に車で帰省して、その帰り道。実家を出発したときは雨だったのだが、いつの間にか雪にかわり、程なく道路も真っ白に。天気予報でも雪とは言っておらず、（まあ、大丈夫だろう）とチェーンも持たずに出かけてこのザマである。冬場に遠出をする際はチェーンの携帯が常識だろうとお叱りを受けそうだが、二回目は何と近所のスーパーに車で出かけた帰り。買い物を終えて店の外に出ると、何と一面“銀世界”が広がっていて、我が目を疑った。“遠出”でなくても冬場はチェーンの携帯が必須と胸に刻んだのだった。
では、チェーンを携帯していればOKかというと、さすがにこの歳で“チェーンを巻く”というのもなかなか難儀しそうだ。冬場はスタッドレスに履き替えという選択肢もあろうが、スタッドレスを買ったところで、はたしてそれを履く機会が本当にあるのか怪しいものだ。どうしたものかと考えて辿り着いた答えが“オールシーズン”。99%雪のない状況で使用するはずなので、気になるのは雪道の性能よりもむしろ普通の路面状態での使用感。ネットでいろいろ調べて購入を決めたのがこちらの商品。
メジャーなメーカーの定番商品ということで評判もまずまず。ディーラーでも扱っているとのことなので、素直にそちらでお願いすることにした。
で、肝心の“使用感”だが、結論からすると、これまで履いていたノーマルタイヤと特段の違いは感じられない。実は先週末に四年ぶりに国内旅行に出かけた。これまで旅行といえば電車を利用することがほとんどだったが、今回は車。カミさんの他、田舎の母親も連れて行くことにしたのだが、年寄りには車のほうが何かと楽、ということでそのような選択となった。移動距離は往復500キロほどの小旅行だったのだが、高速道路も山坂道も走って、ロードノイズや乗り心地に特に違和感はなかった。
あとは雪が降ったらどうなるか、できれば遭遇したくない状況だが、ちょっと試しに走ってみたいとも思うのだった。
