アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

義母の一周忌

今どきの葬式を考えるで昨年4月に義母が他界したことを書いたが、それから早一年。

sugo-mane.hatenablog.com

先週土曜、一周忌法要のために市川にある檀家をしているお寺さんに出向いた。
こちらのお寺さんは義父が他界した時からのお付き合い。25年以上前のことだ。その頃はまだ外環自動車道も整備されておらず、千葉の自宅から京葉道路で市川ICまで行ったら、あとはひたすら下道を進んで、およそ1時間ほどの行程だった。今は京葉ジャンクションで外環(C3)に合流、松戸ICで降りれば、そこからおよそ5分ほどで到着。初めての道だったが、四年ぶりの国内旅行(一日目)のときと同様にGoogleマップにナビをお願いし、迷うことなく全行程でおよそ30分ほど。ざっくりこれまでの半分だ。

sugo-mane.hatenablog.com

そんなわけで、ウチを出るのも若干遅めにしたものの、やはりこれまでの習慣が抜けず所要時間から考えると早めに出発、法要開始の1時間前には現地に到着した。
こんな様子はカミさんの妹家族も同じだったようで、自分達よりさらに早く現地に到着していた。
余りに早く訪問しては、お寺さんも迷惑だろうと、ちょうどいい具合に咲いていた境内の桜を鑑賞したりして時間を潰し、それでもかなり早めにお寺さんに伺う。
一年前の葬儀のときと同様に、参列者はウチとカミさんの妹の家族のみ(残念ながら息子は仕事の都合で欠席)。こじんまりではあるが住職の読経と焼香でおよそ30分ほど、つつがなく法要を終えることができた。
ちょうど昼時になり、お寺近くの和食屋で皆で昼食を取る。このメンバーで会うのは義母の納骨のとき以来。久しぶりということで甥と姪の近況報告が話題の中心だった。
帰りは、松戸ICではなく市川中央ICから外環に合流、あとは来た道をそのまま戻る。初めてのルートで様子もわからずGoogleマップの指示通りのドライブだったが、お陰様で渋滞につかまることもほとんどなく、無事自宅に戻ることができた。

イオンから送られてくるメールを軒並み配信停止にする

最近、妙にプライベートのメールボックスの未読メールが多いと感じていた。以前、ジャンクメールが地球を暖めているで”ネットでちょっと買い物したり、或いは何かのメンバーになった途端にバカスカ宣伝メールを送ってくる”と書いたが、

sugo-mane.hatenablog.com

今回もきっとそんなメールが増えているのだろうと思ってよくよく送信元を見たところ、すぐに原因がわかった。過去7日間のメールをチェックしたら、イオン関係のメールが35通。一日当たり5通の計算だ。イオンショップやら、イオンスクエアやら、イオンネクストやら、メールボックスに溢れかえっている。普通の人は、業者から送られてくるジャンクメールをそんな頻度で受領することを許容しているのだろうか。信じられないことだが、自分は全く許容しないので、軒並み配信停止することに。
メールの下の方にある“メール配信の停止手続きはこちら” のリンクをクリックして手続きを進めようとすると、ID、パスワード以外に、本人確認のためにクレジットカードの有効期限まで入力し直せ、との“指令”が出るのはお約束どおり。以前は、”配信停止にそこまで要求するか?”と憤慨したりもしていたが、今はもうこんな馬鹿げた仕様にも慣れました。とっとと言われた通りに入力して、配信停止完了だ。
それにしてもイオンさん、以前も書きましたが、「英国の成人が送るサンキューメールを一日1通減らすと、年間16,433トンの炭素が節約され、それは、ロンドンからマドリードへの片道のフライト81,152回分に相当」するんです。メールはタダと勘違いしてばかすかジャンクメールを送っていては、顧客に「イオンは環境“破壊”企業」という印象を与えるだけでなく、鬱陶しさから配信停止されてしまって、本末転倒ということになりかねない。株主として、改善を要求したいところだ(3年ほど前にネットスーパーに垣間見えた企業カラーでイオンの株主だと書いたが、今もそのまま保有しています)。

sugo-mane.hatenablog.com

こんなことを書くと、“どう改善したらいいのか”と(自分の頭を使おうともせず)聞いてくる輩がいることも容易に想像できるので、ヒントを一つ。
2年ほど前にワンコインじゃないワインを買ってみたで書いた通り、”ワンコインじゃないワイン”に目覚めて以降、ネットでワインを買う機会が増えた。

sugo-mane.hatenablog.com

購入先のサイトはいくつかあるが、その一つがENOTECA online
こちらも、ワインを購入した途端に毎日のようにメールを送ってくるようになった。(全く...)と思ったのだが、実はこのサイト、毎日送ってくるメールの他に、週末に“ダイジェスト”なるメールが配信される。毎日送ってきたメールの要点だけまとめて送ってくるのだが、メールの配信設定で、週末のダイジェストだけ送ってもらうことが可能だ。週一くらいの頻度であれば、メールを受け取る方も(読んでみるか)という気にもなるというものだ。
イオンも、見習っては如何かと思うのだった。

Yahoo! JAPANに日本国内からも繋がらない件

これまで何回も書いてきた通り、最近は私用ではChromebookをメインに使っている。一方、仕事では会社から支給されているWindowsのlaptopを使っている。OSの違いがあるので、比較するにも限界があるが、自分のChromebookでは発生せず、会社のlaptopで発生する事象の中で、前からちょっと気になることがあった。
それは、会社のlaptopからはYahoo! JAPANに繋がらないということ。繋げようとすると以下のようなアラームが出る。

欧州経済領域およびイギリスからご利用頂けなくなりました」って、自分が仕事をしているのは、自宅のある千葉かオフィスのある東京で、コロナ禍以降、欧州・イギリスはおろか、海外出張はとんとご無沙汰している。
欧州・イギリスからYahooに繋がらない理由は、ちょっとググったところによれば「コストの観点で、欧州の法令順守を徹底するのが難しくなったため」らしい。“欧州の法令”というのはGeneral Data Protection RegulationGDPR:一般データ保護規則)と思うが、それによって国内からのアクセスでも繋がらないというのはあまり聞かない話だ。
一つ、考えられるのは、自分の勤める会社の拠点が欧州にあるということ。VPNやら何なら、その筋に詳しい人であれば「そんなこと、当たり前だろ」と言われるかもしれないが、素人の自分の能力、さらに会社支給のパソコンであればシステムのAdministratorも会社のIT部門で、自分が触れる範囲は非常に限られている。素直に“繋がらない”現状を甘受する以外に方法はなさそうだ。
それにしても、世の中にはいろいろなproviderがあるが、なにゆえYahooに限って「欧州の法令順守を徹底するのが難しい」のか。Yahooといえば、会社の正式名称はLINEヤフー株式会社、いうまでなくLINEも同じ母体で、こちらも個人情報や安全保障の観点から、悪い評判が収まらない。
そんなことをつらつら考えながら思い出したのが、こちらの本。

ソフトバンクケータイについての記載がある。これに影響されたというわけではないが、自分もソフトバンクからちょっと距離を置いている。スマホはもちろん、QRコード決済もPayPayがカバー率が一番高いことはわかっているのだが、未だ使わないままだ。
自分のような素人が妙な邪推をする必要もなくなるよう、多少コストがかかっても、法令遵守を徹底してほしいと思うのだった。

万葉軒のとんかつ弁当

一昨日の金曜は、朝から天気は雨模様。風も強く、できればこんな日は在宅勤務したいところだが、こんな日に限ってオフィスに行かねばならない用があった。天気予報によると、昼過ぎには雨もやみそうだったので、午前中は自宅で仕事をし、昼にオフィスに向かうことにする。
昼休みの時間を使って移動して、午後イチにオフィスに到着しても、その後は会議が目白押し、昼食を取る時間はなさそう。どうしたものかと考えて、移動はグリーン車にして、電車のなかで弁当を食べることにする。
こんなとき、弁当は何にしようかと迷いそうなものだが、自分の場合はその心配はない。千葉駅で駅弁を買うときは、万葉軒のとんかつ弁当と決めている。
ネットでも結構取り上げられているので、詳しい説明は省くが、白米の上に薄めのとんかつがのっているだけのシンプルな構成。容器と包装紙も“チープシック”といえば聞こえはいいが、これ以上簡略化はできないだろう構成で、割り箸も妙に短い。中身は、ご飯の横にしば漬けと筍の煮物、昆布の佃煮が控えめに添えられている。小さなチューブに収められたソースをかければ、準備完了だ。
自分がいつから、とんかつ弁当に“ハマった”か、記憶が定かではないが、その頃から今日に至るまで、外見も中身も一切変化がない。あれこれおかずをつけて豪華に見せようなどという気配がまったくなく、とんかつ一本で勝負する姿が潔い。味も“ジャンク”と言ったら申し訳ないが、薄いとんかつとソース、それと白米の絶妙なコンビネーションが郷愁を誘う味で、一度食べると、また、食べてみたいと思わせる。量も、若い連中からすれば物足りないかもしれないが、アラ還の自分にはちょうどよい。
そんな“不動の定番”を貫くとんかつ弁当だが、唯一変わったのは値段。コロナ前は確か550円。人気の理由は、その値付にもあったと思う。それが今はというと700円。約27%アップだ。以前は駅構内の弁当売り場に行くと、結構残り少なくなっていることが多かったが、一昨日は、正午もそこそこ過ぎた時間でも、売り場にはとんかつ弁当がうず高く積まれていた。荒天と言うこともあったかもしれないが、700円出せば、とんかつ弁当以外の選択肢も結構ある。自分のようにとんかつ弁当一本と決めていれば浮気もしないが、そうでなければ、それこそあれや、これや、結構迷いそうだ。それまで500円台で買えていたものが700円台になるのは結構インパクトがある。自分が値付けをするとしたら、650円、或いは680円くらいにしそうだ。
さて、朝からの荒天もあり、グリーン車はガラガラと思いきや、そうでもない状況。スマホで購入したグリーン券を天井の”読み取り部”にタッチしたら、早速食事のスタート。これまでと変わらぬ味に舌鼓を打ったのだった。

Chromebookを有線LANにつなぐ

今住んでいる家を建ててから、かれこれ17年ほど経つ。当時は“wi-fi”などというものはまだ一般的でなく、自宅でインターネットにつなぐ時は、ADSLか、あるいはちょっと奮発して光回線を経由していた。自分も最初の頃はADSLに契約していたが、程なく光回線契約に変更した。いずれにせよ、要は“線”を経由しないとインターネットに繋がらないわけで、インターネットを使いたい部屋にはコードを“這わせる”しかない。17年前、この問題の解決方法として選択したのは、インターネットを使いそうな場所に“家庭内LAN”経由でEthernetのコネクタを設置するという方法。結果、自宅の1階に一箇所、2階に二箇所、Ethernetのコネクタが取り付けられた。
2階の二箇所のうち、一箇所は子供部屋。当時、息子はまだ小学生だったが、そのうちネットも使うことになるだろうと考えてのこと。そして、あっという間に思った通りになった。
そんな息子も今は独り立ちして、件の子供部屋は、今は自分の仕事部屋になっているのは、納戸で眠っていたスピーカーでYouTubeを鳴らすに書いた通り。

sugo-mane.hatenablog.com

会社から渡されているLaptopはもちろんwi-fiにも繋がるが、仕事で使う際は、基本、Ethernet経由だ。そのほうが安定しているということもあるのだが、実は、この子供部屋、wi-fiの“入り”があまり良くない。wi-fiルーターを1階に設置しているということもあるが、2階にいくつか有る部屋の中でも子供部屋は格段に入りがよくない。子供部屋の下はリビングで、家を建てる際に下に音が響きにくいようにしたことが影響しているかも知れない。結果的に、wi-fiが一般的になった今でも、子供部屋に設置したEthernetのコネクタは現役で“活躍”している。
さて、仕事上ではwi-fiの電波が弱いことで支障はないのだが、プライベートでは困ることも。リタイヤしたらChromebookでよくないかい?で書いた通り、WindowsからChromebookに宗旨変えして2年弱、そろそろWindowsからはきっぱり足を洗おうと考えているのだが、

sugo-mane.hatenablog.com

Chromebookのほうは専らwi-fi経由、子供部屋で使っている際のwi-fiの受信状況は常に“weak”で、極稀にではあるが、接続が切れることもある。気にしなければそれで済むレベルではあるが、何か、大事なことをしてしているときに繋がらなくなったらと思うと、やはり何となく落ち着かない。2階にもwi-fiルーターを設置してもよいが、子供部屋以外は問題ないわけで、それに大枚叩く気も起こらない。さて、どうしたものか。で、思い付いたのが、「ChromebookEthernetに繋いだらどうか」というアイデア
Chromebookwi-fi経由でしか繋がらないのでは、と思われている方もいると思う(自分も最初はそうだった)が、実はそんなことはない。自分が使っているASUS Detachable CZ1は外部インターフェイスとしてUSB2.0 (Type-C)が一つ付いているだけだが、これを経由してEthernetに繋ぐことができるのだ。


必要なのは、Type-C有線LANアダプタ。自分が購入したのはこちら。

使い方は、Ethernetに繋いだアダプタをChromebookのType-Cのポートに差し込むだけ。ドライバのダウンロードも不要で勝手にEthernetに繋がる。
自分が購入した際の価格は二千円弱、これで切断の心配なくインターネットに繋がって大満足だ。良い買い物をしたと思ったのだった。

YouTube Musicの“キュー”って何だ?

以前、納戸で眠っていたスピーカーでYouTubeを鳴らすYouTubeMiles DavisBill Evansのチャンネルをかけっぱなしにして仕事をしていると書いたのがおよそ2年半ほど前。

sugo-mane.hatenablog.com

その後もJazzのチャンネルで気に入ったものがあれば、自分のプレイリストにどんどん保存していった。最初はYouTubeを使っていたが、音楽を聞くだけで映像はほとんど、というか全く見ないので、いつからかメインはYoutube Musicのほうに移っていった。
ところが最近、妙なことに気がついた。プレイリストに登録されているものの中に、明らかに自分が登録していないものが混じっているのだ。再生リストをよく見てみると、登録トラック数はなんと90を超えている。いくら“気に入ったものをどんどん登録”していったとしてもあまりに多すぎだ。
一体何でこんなことになったのか。よくよく見ていると“キュー”という見慣れない言葉がメニューの中にある。どうもこいつが怪しいということで、これを外してみることにする。
(ここから先はClomebook上のお話になります)
まずは、Youtube Musicの画面右上のアカウントのアイコンをクリックし、設定->再生->動的キュー、と進み、そこをoffにする。
次は、自分の再生リストに戻り、画面右下にある三角マークを“▼”の状態(下向き)にして、画面右側に登録コンテンツをリスト表示させて、その一番上にある“自動再生 似たコンテンツをキューの最後に追加します”をoffにする。

これでOKと思ったのだが、そうは問屋がおろさなかった。実は自分はJazzの再生リストの他に、もう一つ再生リストを作っている。Chromebookタブレットでピアノレッスンで書いた通り、コロナ禍をきっかけにピアノの練習を始めたのだが、参考になりそうなピアノ曲のリストも作っている。

sugo-mane.hatenablog.com

先ほど書いた“自動再生 似たコンテンツをキューの最後に追加します”という表示が出てくるのは、こちらのピアノの再生リストだけ、Jazzのほうのリストの画面にはこれが出てこないのだ。
ピアノのリストの方は、すでに書いた方法で自分が登録した覚えのない曲は綺麗さっぱり片付けることができたのだが、Jazzのリストの方は、あれこれ試してもうまくいかない。で、どうしたかと言うと、新しくJazz用のリストを作って、自分が登録したトラックは“手作業”で全部そちらに移し、元のリストは削除してしまうというもの。
ずいぶん原始的と思われるかもしれないが、60年以上生きてきて、あれこれ考えるより、ある程度ゴールが見えているのであれば、一見効率が悪そうでもさっさとそちらでやってしまったほうが、結局早く終わるということを学んだ。今回も、ものの5分でトラックの移行は終わり、古いリストは削除、新しいリストには“自動再生 似たコンテンツをキューの最後に追加します”もちゃんと表示され、めでたし、めでたし、である。
それにしても最近、Googleに“Microsoft的押しつけがましさ”を感じることが多くなったと思うのは自分だけか。今回の“キュー”も、一体いつの間にこんな仕様になったのか、ぐぐってみると自分と似たように“キュー”に煩わされているご同輩が結構いることがわかる。Chromebookを使い始めてかれこれ2年弱になり、いよいよWindowsからは完全におさらばしようとしている矢先、一抹の不安を感じてしまうのだった。

国際女性デーと紫色(そして日本の政治を思う)

一昨日、3月8日は国際女性デー。さて、”国際女性デー”とは何か。こういうザクッとした質問に対して、マルっとした答えを知りたいときは、最近は、大抵、BingAIのお世話になっている。早速聞いてみると、いつになく長文の答えが返ってきた。

国際女性デーは、毎年3月8日に祝われる日で、女性の社会参加と地位向上を訴えるために制定されています。この日は、女性の権利やジェンダー平等に関する啓発活動や統一行動が行われます。

その起源は諸説ありますが、1904年3月8日にアメリカの女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモがきっかけだと言われています。この動きは世界中に広がり、1975年に国連は「女性の社会参加と地位向上を訴える日」とともに「女性の素晴らしい活躍と、勇気ある行動を称える日」として毎年3月8日を国際デーに定めました。

イタリアではこの日を「ミモザの日」とも呼び、男性が女性に感謝の意を込めてミモザの花を贈る習慣があります。ミモザは黄色くて小ぶりな花で、春を象徴する色とされ、幸せの象徴とされています。

世界中でさまざまな取り組みやイベントが行われており、企業や団体も関連する広告やイベントを展開しています。この日を通じて、女性の社会的地位向上とジェンダー平等に向けた意識を高めることが目的です。

「世界中でさまざまな取り組みやイベントが行われており、企業や団体も関連する広告やイベントを展開しています」というわけで、自分が勤める会社でもちょっとしたイベントをやるとのこと。実はその際に会社から言われたのは、「何か紫色のものを身につけて来てください」。(“紫色”が国際女性デーのテーマカラーなのか?)などと思いながらも、深く考えずに紫色のネクタイをつけて参加したのだが、BingAIの答えは、長い割には“紫色”には触れていない。
そこで、「国際女性デーのテーマカラーはなんですか?」と再びBingAIに尋ねて
返ってきた答えは、意外にも以下のような内容だった。

国際女性デーのテーマカラーは、ミモザカラーです。この日は女性の社会参加と地位向上を訴えるために制定されており、イタリアでは男性が女性に感謝の意を込めてミモザの花を贈る習慣があります。ミモザは黄色くて小ぶりな花で、春を象徴する色とされ、幸せの象徴とされています。この明るく温かい色が、国際女性デーのシンボルカラーとなっています。

なんと、国際女性デーのテーマカラーは、紫ではなく、まさかの黄色!?だったら会社が言っていた“紫”って、一体何なのよ?すかさずBing AIに「国際女性デーと紫色は関係がありますか?」と尋ねてみる。

紫色は別の文脈で女性の権利やジェンダー平等を象徴する色として使われることもあります。紫色は歴史的に、女性参政権運動やフェミニズムのシンボルとされてきました。たとえば、アメリカの女性参政権運動家たちは紫色の服を着てデモ行進を行い、ジェンダー平等を求めました。

したがって、紫色は女性の権利や平等に関連する色として広く認識されていますが、国際女性デーの公式なテーマカラーはミモザカラーであることを覚えておいてください。

なるほど、そういうことですか。ハイ、覚えておきます。

うちの会社に限らずいわゆるグローバル企業であれば、この日に何らかのイベントをやるのは一般的なようで、LinkedInにも「弊社ではこんなイベントやりました」的な投稿が溢れていた。

一方、そんな「女性の社会参加と地位向上を訴えるために制定」され、「女性の権利やジェンダー平等に関する啓発活動や統一行動が行われる」日に、世の中をびっくり仰天させたのが、自民党「青年局近畿ブロック会議」懇親会の話。
すでに、色んな人が色んなところでコメントしているので、一般peopleの自分がとやかく言うつもりもないが、まあ、呆れて空いた口が塞がらないとは、まさにこのこと。そもそも“青年”局とは、どんな集まりなのか、ちょっとググってみると「45歳以下の党員」とのことで、自分より軽く二回りは下の年代だ。半分ボケ老人みたいな議員であればいざ知らず、普通のアタマがあれば、今どきの世の中の雰囲気、トレンドと、やっていいこと、悪いことの区別がつく世代だろう。因みにこの「青年局近畿ブロック会議」、今も自民党青年局のWebsiteに“青年局ニュース”として写真付きで公開されている。危機管理の観点からすると信じられないことだが、そこでは集合写真も公開されていて、人数を数えてみると40人弱、全員男性のように見える。結局「自民党」という閉ざされた“村社会”の中で、いつまで経っても昭和の価値観に基づく行動パターンと、“男社会”だけに通用する常識から抜け出せないということか。こんな前時代的な集団に国を任せるしか選択肢がないのか、そう思うと暗澹たる気持ちになるのだった。