アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

ジャンクメールが地球を暖めている


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一昨日、4月22日は“アースデイ”。日本ではあまりメジャーではないようで、当日の朝刊でもほとんど触れられていない。一方、海外ではそこそこビッグイベントのようで、自分が勤める会社のHQからは、あれやこれや関連するメールが送られてきた。中には、“アースデーのイベントに参加した写真を送れ”なんていうのもあって、(そんなイベントは、ウチの近所じゃやってないよ)などとも思ったりするのだが、要は家族と電気を消して過ごしているスナップショットのようなものでOKとのこと、“前回はこんな感じでした”という写真も添付されている。北米、ヨーロッパからだけでなく、アジアの社員が、ろうそくの火で家族と食事をとっている様子もあった。

そんなメールをつらつら見ながら、見つけたのは、以下の文章。

Each UK adults sending 1 less Thank you mail a day, would save 16,433 tonnes of carbon a year which is equivalent to 81,152 one way flights from London to Madrid.

グーグルさんに訳してもらうと以下の通り。

英国の成人が送るサンキューメールを一日1通減らすと、年間16,433トンの炭素が節約されます。これは、ロンドンからマドリードへの片道のフライト81,152回分に相当します。

(出典: OVO Energy

おいおい、こりゃ、ただ事じゃないですよ。そもそもメールを減らすとCO2削減になる、逆に言うとメールを出すことがCO2の排出、要は地球温暖化につながっているなんて、思いも寄らなかったというのは、自分だけじゃないんじゃなかろうか。少なくとも、ネットでちょっと買い物したり、或いは何かのメンバーになった途端にバカスカ宣伝メールを送ってくる会社の皆さんは、まさかこんな事実を知ったうえで、やっているとも思えない。

そんな会社の中には“わが社はSDGsに積極的に取り組んでいます”というアピールに余念のないところも少なくないが、ホントにSDGsにまじめに取り組んでいるというなら、まずは顧客にジャンクメールを送り付けてくるのをやめるべきだろう。

昨日も、頼んでもいないのに「【PR】ひざ関節が気になる方、モニター募集」というメールが届いた。ちょっと調べてみると、しばらく前から同じ送り主から、週に何通もいろんな“PR”メールが送られてきている。「アラカンならひざも痛いんじゃないの?」と慮ってくれているのかもしれないが、大きなお世話、自分のことは自分で考えます、ということで、早速メールの下の方にある“メール配信の停止手続きはこちら” のリンクをクリックする。すると、今度はID、パスワードはおろか、本人確認のためにクレジットカードの有効期限も入力し直せ、との指示が。地球温暖化に直結する無駄メールを勝手に送り付けておいて、配信停止にそこまで要求するか?(話は逸れるが、ちょっと前にテレビでバカリズム原案ショートショートドラマ「ノンレムの窓」というのがやっていて、その第2話「解約ゲーム」で、有料動画サイトをなかなか解約できないという話があったが、まさにそれを地でいく状況だ。)

「メールはタダ」と思って、顧客リストに載っているメールアドレスに何でもかんでもメールを送り付けているいろんな会社さん、御社が地球環境に与えている負荷は「英国の成人が送るサンキューメール一日1通」どころの話ではないことを、是非胸に刻んでほしいものです。