アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

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実家に帰省(二日目)


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実家に帰省(一日目)の続き。

sugo-mane.hatenablog.com


朝は七時くらいに起きて、まずは部屋のポットで湯を沸かし、緑茶を入れる。いつからか、どこに行っても朝は緑茶を飲むことにしていて、海外出張の際も、緑茶のティーパックを必ず持参した。今回は部屋の備品のティーパックを使って母親の分の茶も入れる。
朝食は二階のレストランでバイキング。平日にもかかわらず家族連れもいて、結構賑わっていた。自分は自宅でも朝食は軽めの方。バイキングだとついつい多めに取ってしまったりするが、そこは注意してサラダを中心に、あとはコーンフレーク(これは商品名か。いわゆるシリアル)に定番の牛乳をかける。一方、母親はというと、歳に似合わず結構な量を取っている。おかずは和食が中心だが、パンをトースターで焼いて食べるのが気に入ったらしい。食欲があるのは有り難いことだが、慣れないところであまり食べすぎても、と心配もしたが本人はお構い無しで、結局その後も腹を壊した様子はなかった。
小一時間かけて朝食を済ませた後は部屋に戻って身支度を整えチェックアウト。宿泊費は車の駐車代を含めても二人で一万四千円ほど。泊まった部屋のグレードから考えてもちょっと安すぎで(これでやっていけるのか)と心配になるほどだ。
地方都市の衰退はテレビでもよく取り上げられる話題だが、自分の地元となると他人事ではない。古くはなったが、それなりのグレードのホテルで、従業員の対応も都心の一流ホテルと遜色ない。それでも部屋の稼働率を上げるにはこんなバーゲンプライスも厭わないというのは、経営の大変さが伺える。
明るい兆しと言えば、アニメとのコラボが進んでいるらしいこと。後日談だが、自分が泊まった翌日に、義理の妹の家族が“聖地巡礼”とかで、この街に旅行に来ていたと知った。お互い、事前に知っていれば、どこかで会うこともできたろうが、訪問の目的が墓参と聖地巡礼では、そうも行かなかったか。
ホテルを車で出て一旦実家に戻り、その後は手早く墓参りの支度を整えて再出発。近所のスーパーで墓に供える花を買って、地元の墓地に向かった。
父が眠る墓地は、古くから地元にあるもの。父の墓の周りも親戚やら知り合いやらの墓が多く、墓参の際には父の墓だけでなく、そちらの墓にも線香を手向ける。今回も、あちこちの墓を一通り回った。
墓参のあとは実家に戻る。スーパーで花を買った際に昼食用の惣菜も買っていたので、そちらを頂いたあと、帰宅の途につくことにした。
もっとゆっくりしてもいいのだが、平日、都心を突っ切って車で帰宅となると、午後にあまりのんびりしていては渋滞に巻き込まれる。さらに問題なのは、その日は訪日している韓国大統領が帰国する日。昨日のひどい渋滞を思い出すまでもない。いろいろ考えた結果、帰りは東名高速横浜町田で降りて大黒ふ頭を回り、アクアラインを使うことで、都心を回避することにした。
かなりの大回りになるが、お陰様でほとんど渋滞に巻き込まれることなく帰宅できたのだった。