アラ還オヤジの備忘録

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auガラホから、楽天の1円スマホ with povo


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ガラホ使いだった自分が、5G対応ガラホはかなわぬ夢かで“そろそろ新しい端末に機種変更しなければ”と書いたのは今から2年以上前のこと。

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その後も何度かガラホからどこに“乗り換え”るかについて書いてきた。

しかし、他界した父親が夢枕に立って「そろそろ買い替えたほうがいいだろう」と言うのを聞くに至って、流石にこれは「年貢の納め時」と腹を括ることにした。

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使っていたキャリアはauなので、普通に考えればpovo辺りに切り替えるのが手続きも楽でコスパもよさそうだ(或いはUQモバイルとか)。しかし、スマホも購入しなければならないとなると話はそれほど単純ではない。povoの場合は端末はauのオンラインショップで別途購入。UQは切り替えと同時に端末も購入できるが、auからの乗り換えの場合、他社から乗り換えの場合に比べてひどく割高な値付けになっている。同じauグループなので、“釣った魚にはエサはやらない”戦略があからさまで、(意地でも変えてやるものか)という気分にさせられる。

では、どうするか。いろいろ考えた末の結論は「楽天モバイル」。

電子マネー栄枯盛衰で書いた通り、自分は“楽天経済圏”にどっぷり漬かっている。

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そんなこともあり、スマホ楽天にまとめてしまえば、もらえるポイントも増えそうだということもあるが、一番大きかったのが端末の値段。RakutenオリジナルスマホのRakuten Hand 5Gが、楽天回線と一緒に申し込めば実質1円だ。

ガラホから離れられない理由(侮れない工業デザイン-2)で「Rakuten Miniにもかなり惹かれた」と書いたが、自分の好みは小さくて軽い機種。

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Rakuten Hand 5GはRakuten Miniほどではないものの、そこそこ軽くて小さい。iPhoneじゃなきゃ絶対イヤとか、機種への拘りもさほど無く、実質1円で新しいスマホが手に入るというなら、何の文句もない。

さて、ここまで来て、最後まで決めかねたのは、auからの乗り換えにするか、それとも楽天回線は新規契約にしてau回線を温存するかということ。「2回線分の料金を払うつもりか?!」という声が聞こえてきそうだが、メイン使いは楽天にして、au回線はpovoへの契約変更というハラだ。povoのほうは基本料金ゼロ円、必要に応じて“トッピング”すればいいので、出費は最小限に抑えられる。一方、楽天回線は、Rakuten Linkアプリを使えば通話もショートメールも無料、データ通信も3GBまでなら月額980円。ハナからスマホでデータ通信などする気もないので、“980円”を超える可能性はほぼない。という訳で「楽天回線新規契約プラスauからpovoに契約変更」で行くことに。

まずは早速楽天モバイルのサイト経由で回線の新規契約とRakuten Hand 5Gの購入を済ませる。その2日後には自宅にRakuten Hand 5Gが送られてきた。実機を見ると、評判通りの小型・軽量で、この質感で1円なら自分的には大満足だ。スマホと一緒に送られてきた「スタートガイド」に書いてある手順通りに開設作業を進めて、ほどなく使用可能な状態になった。

さて、次はau回線のpovoへの契約変更だ。povoのサイトを見ると、「auから変更のお客さまは、MNP予約番号を取得するとお手続きが出来ません。取得済みの方はMNP予約番号のキャンセルが必要です。」と書いてある。ところがさらに読み進めていくと「以下のお手続きはauで回線契約のある端末から実施をお願いいたします。」、さらには「auから変更のお客さまはWEBからお手続きください。」とあるではないか。“auで回線契約のある端末”というのは、自分の場合はガラホ(GRATINA 4G)。こいつで“WEBからお手続き”と言われたら、やれる方法はGRATINA 4Gにプレインストールされていた標準ブラウザを使うしかない。いくらなんでもガラホガラケー使いにはハードルが高すぎやしないか。暗に「ガラホガラケー使いには、povoは使わせませんよ」と言っているようなものだ。しかし、ここまで来て、後には引けない。(面白れぇ、やってやろうじゃないの)とGRATINA 4Gの標準ブラウザを使って悪戦苦闘すること小一時間、いいところまで行くのだが、最後の最後でどうしたわけか次のステップに進むことが出来ない。auであればサポートに電話して対応方法を聞くことも出来るが、povoは基本、ネット経由で自力で契約手続きができる人対象で、当然サポートのコールセンターもない。

(万事休すか…)と、ほぼ諦めかけたときに目に入ったのは、povoのサイトにアクセスしたときに画面の右下から“飛び出して”きた「チャットでの問い合わせ」というポップアップウインドウだ。

(コールセンターがないなら、ダメ元でチャットで聞いてみるか…)と、「ガラホauからpovoに契約変更したいのですが…」とタイプしてみると、ほどなく反応があった。何往復かのやり取りがあり、結果として返ってきた答えは、何と「ガラホの場合、MNP予約番号を取得いただき、povo2.0アプリよりお申込みいただく必要がございます。」とのことだった。(サイトに書いている「auから変更のお客さまは、MNP予約番号を取得するとお手続きが出来ません。」って、一体何なんだよぅ…)と思いつつも、チャットで相手をしてくれたお兄さん or お姉さんの反応と回答は迅速かつ的確で、言われた通りに“まずMNP予約番号を取得”、“povo2.0アプリをインストールできる端末(自分の場合はRakuten Hand 5G)を準備”、そして“povo2.0アプリから申込み手続き”の順で作業を進めて、その日のうちに無事povoも回線オープンにこぎ着けたのだった。

因みにRakuten Hand 5GはデュアルeSIM対応。楽天とpovoの2回線使用もそれ故できる芸当だ(スマホ画面の上の方の電波受信を示す直角三角形のマークも2つ並んでいる)。まだ使い始めたばかりだが、結構よい選択だったのでは、と思うのだった。