アラ還オヤジの備忘録

雑感や、その他諸々。

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テレビの番組予約に煩わされない年末年始

今日は大晦日今どきの葬式を考えるで書いた通り、今年4月に義母が他界したので我が家は喪中。

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それ故この年末は正月の準備をすることもなく若干手持ち無沙汰気味だ。年が明けても特に予定もないので、テレビの新春特番でも見ながらのんびり過ごすことになりそうだ。
テレビと言えば、以前、NHKのBS放送って、必要ですか?で「自分の場合、テレビをリアルタイムで見ることは、ほとんどない。ニュース番組以外は、ほぼ100%、事前に録画予約したものを見ている」と書いた。

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例年であれば、良さげな番組を録画予約して、ということになるのだが、この年末年始はいつもと事情が違う。実は一月ほど前にAmazonのFire TV Stickを買ったのだ。以前から気になってはいたのだが、ちょうどセールで定価の半額ほどで売られていたのを見つけて思い切って注文した。

翌々日には自宅に届いたFire TV Stickを早速リビングにあるテレビに繋いでみる。TVerデビューで書いた通り、ウチのテレビはかなりの年代物。購入して15年ほど経つ。

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そんなテレビでも有り難いことにHDMIの入力端子は付いているので接続に困ることはない。小一時間もかからずにセッティングを終えた。
で、実際使ってみて何が便利かというと、番組予約をする必要がなくなったことが一番。自分の場合、NHKの番組を予約することが多いのだが、ほとんどの場合、番組終了後にHNKプラスで配信される。番組登録しておけば自分が放送に気が付かなかったときも新着情報で表示されるのが助かる。さらに、同じ時間帯に複数の見たい番組があったとしても、民放の番組も大抵TVerで配信されるので、気にする必要がなくなった。そんなわけで以前は上限一杯まで録画予約していたものが、最近はテレビのハードディスクに残っている番組は、3年ほど前に録画した「趣味どきっ!みんなができる! 体幹バランス」とか数本のみだ(なぜこの番組なのかは、ピアノのお稽古を御覧下さい)。

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そんなわけで、この年末年始はテレビの番組予約に煩わされることもなく、これまで以上にのんびり過ごせそうだ。

冬至にゆず湯に浸かる

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一昨日の金曜は冬至。夏場はシャワーで済ますことも多いが、この季節になるとやはり湯船に浸りたい。冬至であれば、やっぱり“ゆず湯”でしょう、ということで湯船にゆずを浮かべて体を温めた。
カミさんによると、今年はゆずが豊作らしい。近所のスーパーで売られている値段も昨年の半分くらいだったとのこと。2つで100円程度で、一つは料理用、もう一つは風呂用でのご購入となった。
ゆず湯と言えば、入浴剤にもそれらしいのが幾つもある。定番どころでは、「バスクリン ゆずの香り」とか。

しかし、それらは本物のゆず湯とは似て非なるもの、というよりは全く別物だ。こんなことを書くと、入浴剤に否定的と思われるかもしれないが、実は自分は入浴剤のヘビーユーザー。湯船に浸かるときは必ず入浴剤を使う。銘柄はバスクリン一筋。メーカーが津村順天堂から株式会社ツムラになり、それがいつの間にか株式会社バスクリンと言う名のアース製薬の子会社になっても、変わらず使い続けている。入浴剤と言えば、ピンからキリまで、それこそ外国製も含めていろいろあるが、やはり“老舗”の製品は安心感が違うと感じる。
以前は「ゆずの香り」もよく使ったが、最近は“濁り系”、と言っても“登別カルルス”とかの“名湯シリーズ”よりは”ピュアスキン”シリーズがお気に入り。

 

還暦過ぎたジジイが“ピュアスキン”とは何事か、と思われるかもしれないが、こちらのほうが名湯シリーズよりお安く、しかも“効いている”感が強い。結果、冬場は欠かさず湯船に投入、ということになるのだが、今回ばかりは一回スキップ、本物のゆず湯を楽しむことにする。
湯船にゆずを一つ浮かべてゆっくり湯に浸かる。一つくらいで効き目があるのか、と思われるかもしれないが、これが一つでも侮れないというか、湯船がさほど大きくないこともあって一つで十分以上。そこはかとない香りもいいが、何より違うのは風呂上がりの体のあったまり様。自分のあとにカミさんも入ったが暖まり方が全然違うとのたまっていた。
冬至に風呂にゆずを入れるとは、一体誰が考えついたのか、ネットでちょっとググると、元々は江戸時代の銭湯が語呂合わせで始めたらしいのだが、これだけ効き目が明らかなら、「語呂合わせ」だけが理由とは思えない。先人の知恵は侮れないと再認識したのだった。

128"MB"のUSBメモリの使い道

二週間ほど前のこと、カミさんに起こされた。「いつも起きる時間を随分過ぎてるわよ。」
三年ほど前に”目覚めの音楽”のおすすめは?に書いた通り、目覚まし時計代わりにCDプレーヤーで音楽をかけることを今も続けている。

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曲も、レスピーギ作曲の「ローマの噴水」のまま変わらず。いつもであれば、CDがかかったあともしばらく布団の中でまどろんだあと、(そろそろ起きるか)と、CDプレーヤーのスイッチをオフにし、寝室を後にするのだが、その日の朝はCDがならなかったのだ。CDプレーヤーの液晶表示を見ると”CHECK DICK”の文字。実はこの症状は今回が初めてではない。一ヶ月ほど前も同じ症状が出たのだが、その時は(たまたまかも)などと思って、CDを入れ直してみると普通に再生できた。休日だったこともあり、(しばらく様子を見てみるか)などとのんびり構えていたのだが、今日は平日、こんなことが繰り返されてはたまらない。真面目に対策を考えることにする。
まずは、ネットでググってみると、同じような症状に悩まされているご同輩が結構いらっしゃる。どうも機種由来の不具合のようで、修理に出しても“全快”は難しそうだ。今使っているCDプレーヤーを購入したのはいつだったか、記憶にないほど昔だが、間違いなく10年以上は経っていそうで、そもそも修理を受け付けているのかどうか、「新しいのを買ったほうが安いです」などと言われるのは容易に想像できる。
では、新しいのを買うかと言えば、そういう気にもなれない、と言うのもこの機種の音質は気に入っていて、ネットでも音質については大絶賛レベル、今どきのものを買っても、これより音質がいいかどうかはかなり怪しい。
以前、納戸で眠っていたスピーカーでYouTubeを鳴らすで書いた通り、CDもMD(!)も使えなくなった息子の“お古”のミニコンポでYouTubeを聞いているのだが、

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こちらもお払い箱にしなかったのはその音の良さからだった。
今回も、何とか使い続けられないか、頭をひねって出てきた答えは、「CDのmp3ファイルをUSBメモリに入れて、それをタイマーで鳴らせばどうか」というアイデア
USBメモリといえば、ヘンデルとクインシーで書いた通り、車で音楽を聞くために3年ほど前に一つ購入したが、

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それ以外に手持ちのUSBメモリは思いつかない。そもそも仕事ではUSBメモリにお目にかからなくなってから随分と経つ(このあたりの経緯は尼崎USBメモリ紛失事件で感じた日本の凋落に書いた通り)。

sugo-mane.hatenablog.com何かないかと納戸を探ってみて出てきたのは何と128MB(!)のUSBメモリ。GBじゃなくて"MB”って、一体いつの時代のものなのか。そもそも今の規格にあっているのかも怪しいものだが、ダメ元でパソコンのUSBスロットに差してみると、何事もなかったように認識された。早速itunesでダウンロードしたCDのデータをコピーしてみる。以前紹介した通り、CDはこちら。


で、結果はというと、残念ながらCD1枚分、“ローマ三部作”全曲分のデータをコピーするには容量不足。まあ、そりゃそうでしょう。しかし、目覚ましに使っているのは「ローマの噴水」だけ。これだけならなんとかコピーできそうだ。早速試してみると結果はOK。まだ、もう一曲分くらいは余裕がありそうなので、「ローマの祭り」もコピーして、今度はCDプレーヤーでうまく鳴るか早速試してみる。
CDプレーヤーの背面にあるUSBスロットにメモリを差して、リモコンを使ってUSBを選ぶと、こちらもCDで鳴っていたのと同じように曲がスタートした。
翌朝に目覚ましタイマーも試したが、こちらも問題なし。めでたく今まで通りの“目覚まし環境”の完成だ。
CDプレーヤーを新調するとなれば、それなりの出費も覚悟せざるを得ない。無駄な出費は極力避けたい年寄りの身としては、手元にあるもので何とかなったのが何よりだった。

ベネッセ上場廃止

ちょっと古い話題で恐縮だが、先月10日にベネッセホールディングスMBOを発表した。1株2,600円でTOB(株式公開買い付け)を始めるという。かく言う自分もベネッセの株主。数年前に購入後、株価は低迷したままだったが、今回の発表で株価は一気に2,600円界隈に。
素人投資家が憂う日銀のETF購入で、今から3年ほど前に、やはりTOBを発表したパルコ株を売却した件を書いたが、

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その時は、TOB価格を数円(多分2円ほど)下回る価格で売ったのだが、それでも購入価格はよりずいぶん高かった。
今回も(2,600円をちょっと下回るくらいの価格で売れれば御の字)などと思いつつ、株価の動きを見ていると不思議なことにTOB価格を上回る値付けで取引されていることに気がついた。一体どのような思惑でTOB価格より高値で上場廃止が決まった株を買うのか、素人の自分には全く分からないが、自分の場合はTOB価格と同じ2,600円で売りに出し、無事売却することができた。
そもそもベネッセの株を買ったのは、株主優待目当て。株主優待品カタログから選ぶスタイルで、瀬戸内海のオリーブオイルや限定品の菓子詰め合わせの他、子供の学習教材なども選べた。(孫ができたら半年に一度はここから選べば楽ちん)などと考えていたのだが、孫ができるどころか、嫁の候補の気配すら全くないまま、優待品を活用する機会はなくなってしまったのだった。

NISAから新NISAに「ロールオーバー」できないって、why?

最近、巷を賑わせている通り、来年から「新NISA」がスタートする。もしや「シン・NISA」とか言い出すんじゃ?などと思ったりもしていたが、流石にそれはなかったか。
それにしてもNISAから新NISAには「ロールオーバー」できないって、イケてないったらありゃしない。2019年にNISA枠を使って投資した分を来年もNISAで運用しようと思ったら、一旦売却して来年になってから再度、新NISAの口座で投資を行う必要がある。一体誰がどういうつもりでそう決めたのか。株屋さんに手数料を稼がせてやろうとしているとしか考えられないのは自分だけ?何れにせよ、非課税で売却するのであれば、今月中がデッドライン。さらに投資信託は売却申込受付日から受渡までに数日かかる。非課税かどうかは受渡日で判断されるらしく、自分が持っている投資信託でかかる日数は6日間。そこから逆算すると今月半ばには売却の申込みが必要だ。
ところで話を“手数料”に戻すと、最近は手数料ゼロという証券会社も出てきた。走りはSBI証券で、その動きに楽天証券が追随したというのは、ネット情報の受け売りだが、自分が“楽天経済圏”にどっぷり浸かっているのは電子マネー栄枯盛衰に書いた通り、証券会社も楽天証券のお世話になっている。

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NISAとかやっていれば、運用コストにもアンテナがしっかり立っている人も多そうで、であれは、これを機会に古くからある大手証券会社から新興ネット証券への移行が一気に進むのでは、と思ったりするのだった。

スマホデビューから1年

auガラホから、楽天の1円スマホ with povoで書いた通り、昨年末にスマホデビューしてそろそろ1年。

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(そんな最近だったかなぁ)と思うほど生活に馴染んでいて、今ではスマホなしというのは考えられないほど。通勤で使うsuicaから出勤時のランチの支払いまでほとんどスマホで済ませていて、よほどのことがない限り現金を使うということもなくなった。
使っているスマホはRakuten Hand 5G。ネット上の評判を見てみると、実は散々な内容なのだが、自分としては何の不都合もない。世の中の人はスマホに一体どれほどの高性能を求めているのだろうか。車で例えてみると、日本の軽自動車をフェラーリと比べたら、それは太刀打ちできないだろうが、生活インフラとして車を捉えればフェラーリは明らかにオーバースペックでtoo much、軽自動車のほうが取り回しも楽で維持費も安く、むしろこちらのほうが勝っていると思える。
今の世の中、スマホも完全に生活インフラ化している。そう考えれば普段の生活ではほとんど使いようのないハイスペックに大枚叩くより、Rakuten Hand 5Gのほうがよほど賢い選択と思えるのだが。何しろ5Gで防水仕様で値段は実質1円だ。敢えて改良してほしい点をあげれば、カメラの手ブレ補正があればと思う。マイナポータルアプリでのパスポート更新、やってみましたで書いた通り、パスポート用顔写真もスマホで撮って、結構な回数、エラーではねられたのだが、そのうち何回かは手ブレによるもの。

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手ブレ補正は年寄りユーザーには必須の機能と思えた(楽天さん、もし今後Rakuten Hand 5G IIとか出す予定があれば、手ブレ補正をよろしくお願いします)。
因みにキャリアは楽天ではなくpovo。理由は楽天モバイルを解約してpovo独り立ち。に書いた通り。

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その後と言えば、年寄りに最適なスマホ&キャリアを考えるで書いた通りの状態が今も続いていて、快適かつ経済的に使っています(因みに直近三ヶ月でのpovoへの支払いを調べてみたら合計277円でした)。

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そんなわけで今後もしばらくはRakuten Hand 5Gとpovoの組み合わせで使い続けることになりそうだ。

Windows 365のサブスクやめました

リタイヤしたらChromebookでよくないかい?で、アンチウィルスソフトとWindows 365のサプスクの費用がもったいないので、WindowsからChromebookに乗り換えると書いたのが昨年5月。

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で、その年の11月にWindows 365のサプスクの更新期限があったのだが、実はそのときは一年間更新した。その時すでにメイン使いはChromebookに移行していたのだが、Windowsから完全に離れてしまうにはさすがに躊躇があった。そしてそれから一年、再びWindows 365のサプスクの更新時期が訪れた。あれやこれや考えて、結論は“更新しない”。
Microsoftから送られてきた更新を促すメールに書かれたMicrosoft 365 Personalの更新費用は14,900円。一年前は、WordやExcelが使えなくなって本当に大丈夫かという漠然とした不安があったが、それから一年経って、それらが使えなくなってもChromebook上のワープロソフト(Google ドキュメント)や表計算ソフト(Googleスプレッドシート)で事足りることが実感できた。さらに言えば、いざとなったらWeb版のWindows 365を使えば、それまでWordやExcelで作成した文書をそのまま開くことも可能(Web版のWindows 365はChromebook上でも何の問題もなく動きます)。
自分的に唯一気になったのはWeb版のWordは縦書きに対応していないこと。実はGoogle ドキュメントも縦書き不可で、年賀状印刷のときに困りそうな気もしたが、ちょっと工夫すれば何とかなりそうで、そのためだけに毎年14,900円の出費というのは割に合わない。
というわけで、表題取り、”Windows 365のサブスクやめました”。
実はこれに限らず、少し前から“年会費”的な出費を整理し始めている。“断捨離”というわけでもないが、この歳になって、少しずつ生活を“コンパクト”にしたいと考えるようになった。クレジットカードもしかり。しばらく前のことだが、20年近く使っていたDinersのプレミアムを退会して、安価なカードに切り替えた。本当は年会費無料がよかったのだが、まだ現役でサラリーマンを続けている関係上、海外出張時に空港のラウンジが無料で使えるプライオリティパスは外せず、いろいろ調べて乗り換えた先はセゾン・アメックスカードのプラチナ・ビジネス。年会費は22,000円だが、年に一定額以上使えば半額に。といっても、この先引退して海外出張の可能性がなくなれば、こちらも解約する予定。実はDinersをやめたのには他にも理由があるのだが、それはまたの機会に。